自画自賛

花会式は、薬師寺において最も格式の高い行事で、東大寺二月堂のお水取りに匹敵する由緒を誇ります。その最終日(4月5日)にこの鬼追いが行われますが、鬼のすさまじい暴れっぷりと炎の乱舞が特筆物。三脚の使用が禁止されていることもあって、ストロボを使って動きを活かして撮影するのが教科書的な撮り方だと思いますが、今回はあえてストロボを使わず、明るい単焦点レンズを用いて、薬師寺の建物群も背景に写るように工夫してみました。結局この写真では、国宝の東塔を借景に、松明を振りかざした鬼が駆け出そうとする一瞬を、うまく捉えることが出来ました。また、ラチュードの広いネガフィルムを使用したことで、ライトが直接差し込む悪条件にもかかわらず、その影響を最小限に抑え込むことが出来ました。(Lens50mm, 絞りF1.4, 露出1/30秒、マニュアルフォーカス、ISO400/ネガ) --参考: 奈良の火祭り-- 


薬師寺 花会式の鬼追い

Apr. 5 2003
Manual_Focus Lens50mm
PN-400


頁作成日:2003年1月1日
頁更新日:2004年4月1日
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