|
Mar. 4 2006 Manual focus, Lens75mm, Format645 RHPV |
|
4−5年前からお水取りは決められた場所以外は三脚使用が厳禁になりました。近年お水取りをご覧になるお客様が増えたことによる措置ですが、お水取りの写真はそれまで三脚を据えて長時間露光で撮るのが定番でしたから、アマチュアカメラマン諸氏からさて困ったという声をよく伺ったものです。ただ不思議なことに制約があるとそれなりの工夫が生まれるようで、最近は手持ち撮影で今までと違った新しい写真がいくつか見られるようになりました。上掲の写真は、レンズを開放で高感度フィルムを使って手持ち撮影しましたが、欄干上の松明と落下する火の粉、それと炎に浮かび上がる大屋根が相俟って、手前味噌ながらなかなか雰囲気のある写真に仕上がりました。なお、このとき次のような俳句を読みました。
実はお松明の後、堂中から聞こえる声明を聞いて詠んだ詩ですが、漆黒の闇夜の炎は、なるほど人を宗教的感傷へと誘うもののようです。--お水取りの全写真--
|
|
Web初版開設日: |
01/01/2003 |
Web二版更新日: |
09/01/2005 |
頁最新更新日: |
03/01/2008 |
|
|
無断転載を禁ず |
Copyright (C) 2005 Kosharaku. All Rights Reserved. |
|
|