春日大社の万燈会は、毎年節分と盆の年二回行われて、写真家が沢山お見えになります。しかし、最近三脚・一脚の使用が禁止になったので、ガッカリされている方も多いようですね。そこでこの写真を御紹介。三脚・一脚、そしてストロボを使用せず、手持ちでチャンと撮れていますが如何でしょうか。種明かしをすると、ネガの高感度フィルム(ISO800)に単焦点の明るいレンズ(50mm、F1.4)を組み合わせて撮ったもので、なんだそんなもので自慢するなと言われそうですが、これがなかなか強力。この取り合わせだと、余裕の絞りF2.0でシャッタースピードが60分の1秒稼げるんですね。
つまり手持ちで撮れる! それから、ネガの高感度フィルムがなかなかお奨め。FujiのSuperia800を使ったりすると、結婚式用のバカチョンフィルムなんて馬鹿にされそうですが、これが実はいけるんですね。特にコストパーフォーマンスは凄いじゃありませんか? 最後にやっぱり標準単焦点50mmレンズのハイパフォーマンス。夜の撮影には欠かせない1本だと思いますが如何。(Lens50mm,
絞り2.0, 露出1/60秒、マニュアルフォーカス、手持ち、ISO800/Superia800使用) --参考:
奈良の燈火-- |