当麻寺の練り供養は、今年1001回目を迎えます。平安時代に恵信僧都が当寺の曼荼羅に帰依し、中将姫を慕って弥陀来迎の模様を実演してみせるために始めたとか。この写真は、5年前に初めて撮ったもののうちの一枚。西方浄土から迎えに来る菩薩の様子をイメージして、二上山、曼荼羅堂、金堂を背景に逆光気味に撮りました。我ながらポジショニングが利いていますね。しかし、惜しいかな観客の頭が邪魔!
一回でベスト写真を撮り切るのは難しいものです。そこで今年は撮り直しを検討中。残念なことは、菩薩面が今年新調(旧面は鎌倉時代)されるそうです。
(Lens70-210mm, 絞りf5.6, オート露出、マニュアルフォーカス、ISO50) -参考: 当麻寺 練り供養 (全写真) - |