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自画自賛 2011年4月


下部神社 御田子

Apr. 29 2006
Manual focus, Lens20-35mm
RDPV
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下部神社は、旧都祁村(現奈良市)の吐山、国道369号線沿いに残る延喜式内の古社。裏山は、いわぐろと呼ばれる磐座になっており、古代原始信仰の名残を残す聖地のひとつです。御田子は、大和地方でよく行われる"おんだ祭り"の一種で、頭人児にあたる御田子(おんだこ、写真)が早乙女役を演じて、松苗を田に投げるという一風変わった所作が知られていますが、その他に射手(赤い着物の少年)が主役の的打ち、古代装束で着飾ったお渡りなど、いろいろな行事が一時に行われます。特に、山村風景の中を往くお渡りは、一幅の絵画のようで、なかなか良いと思います。
徒歩となってしまった甲冑具足の大和侍は、今は一人だけですが、かつては馬上にあって、しかも隊列を組んで颯爽と先頭を切っていたのに違いありません。江戸時代に入る頃まで、奈良の東山中と呼ばれる地域は、大和侍と呼ばれる郷士が支配する別天地のような空間であったので、村祭りもこれらの武士団が主役になっていたに違いなく、お渡りの甲冑具足はその名残なのです。
(御田子-全部写真)
ご覧の写真は、お渡りを往く御田子を撮ったもので、御田子は幼いので、親に背負われています


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Web初版開設日: 01/01/2003
Web二版更新日: 09/01/2005
頁最新更新日: 04/01/2011
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