ほうらんやの火祭りは、猛暑の中、直径1.5mもある松明を神輿よろしく担ぎながら、狭い神社の境内を走り回る奇祭。火祭りにもたくさんありますが、その豪快さと暑さは特筆物。しかし、写真に撮ると案外画面がおとなしくなってしまって、うまく撮りにくい祭りでもあります。この写真は、境内の中央にすえられた大松明が崩壊して大きな火炎を発した時に、その火炎越しに"神輿松明"を撮ったもので、偶然が重なって面白い写真になりました。とにかく、あのうだるような暑さと熱狂は表現できたと思いますが、如何でしょうか。(Lens28-70mm,
絞りf5.6, オート露出、マニュアルフォーカス、ISO400) --参考: 奈良の火祭り-- |