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Jan. 12 2003 Manual_Focus, Lens80-200mm RDPV, Dual & long
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この構図の写真は、誰も1回は見たことがあると思います。奈良の風景を撮り続けた故入江泰吉が好んで撮影されて、全国的に有名になったスポットです。最近では1ヶ月前から場所取りが始まり、当日には全国から1000人近い人がこの場所に集結します。しかし、初めて山焼きを見られた方は、この写真と全く違うことに愕然とする筈です。山焼きは、実際には15分程度の時間をかけて、横一線の火の行列が舐めるように上に上っていくので、決して全山真っ赤に一時に燃えるわけではありません。ですから、写真を撮る場合は、10〜20回程度の多重露光を行って上っていく火の行列をフィルムに順々に焼き付けて、山全体が燃えているように撮影するのです。ここに私の撮影メモを併記しておきます。ただし、絞り、多重露光の回数、花火の回数の採り方は個人によってかなり異なるので、ご注意ください。(フィルム Fuji Provia (ISO100), レンズ80-200mm, 絞りf16, 多重露光: 花火3秒×3回, 山焼き2秒×20回) |
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Web初版開設日: |
01/01/2003 |
Web二版更新日: |
09/01/2005 |
頁最新更新日: |
01/01/2008 |
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