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歳時記 1月
2009年1月1日 野本睴房写真集「奈良大和の祭り」
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奈良大和の祭り
写真・文 野本睴房
東方出版 2,100円(税含) |
先般私の知人の野本睴房さんから、奈良の祭り写真を1冊にまとめて、写真集「なら大和の祭り」を刊行されたとの連絡を受け取りました。既に本屋に野積みされておりましたので、早速1冊購入させていただきました。
奈良はその特性上、歴史や美術を取り上げた写真が多く、祭りだけで纏められた写真集は少ないと思います。野本さんはアマチュアでありながらこの10年ほど精力的に祭りの写真を撮影されてこられて、一般にあまり取り上げられたことがない祭事も積極的に撮影されましたので、この分野の参考書に相応しいものになったと思います。1月21日から5日間、「奈良市美術館」で写真展も開催されることになりましたので、是非お時間のある方はお越しいただければと思います。
| 写真展 |
野本睴房「奈良大和の祭り」 |
| 会期 |
2009年1月21日(水)~1月25日(日) |
| 時間 |
10:00~17:30 |
| 会場 |
奈良市美術館 |
野本さんは、デジタルカメラを積極的に活用されて、プロの方の評価も高く、新しい分野を開拓されつつあります。定年後の自由な時間を活用されて、本当に有益な仕事をされました。一方私は、むしろ古いアナログカメラを使うことで自分の色彩や構図を目指して、題材は同じでも野本さんの写真とは異なる方向を歩んできました。私は写真集を出す予定はありませんが、同じ祭りを両者がどのように違う捉え方をして撮影しているか、見比べていただければありがたいと思います。祭り写真の楽しみが倍になるのではないでしょうか。
祭りの写真は、フットワークと瞬発力が重要ですが、逆にどうしても同じ構図になりやすいという弱点があります。自分なりの工夫をするということが非常に大切になります。 |
2008年1月1日 写真談義
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陀々堂 鬼走り
Jan. 14 2007 |
新年明けまして、おめでとうございます。実は、奈良の写真を撮りだしたのは、仕事の関係で東京から奈良に帰ってきた10年ほど前のことなので、まだ私は30才代後半でした。私はもうすぐ50歳になるので、本当に時間の過ぎるのは早いものですね。
その間に、時代の風景はあわただしく過ぎていきました。一緒に仕事をしていて退職された方も多いし、逆に新しい仲間もできました。写真の方でも知った方ができたりしましたが、一方、デジタルカメラが普及して、なかなか本格的な写真談義がしにくくなりました。
最近、気に入った写真を大きく引き伸ばして、部屋に飾るようにしています。そのようにしたいと思う写真は、1年に1枚あるかないかですが、実際大きく引き伸ばしてみると、その写真の優劣がよくわかります。写真に一番重要なことは、その写真に含まれている物語ではないでしょうか。あるいはメッセージといって良いと思います。そして、それは顔に張り紙が貼ってあるようなあらかさまなものではなくて、もっと暗示的で、深層的なものではないかと思います。写真仲間で言うところの"神が降りた写真"というものがありますが、そういう写真は、総じて技術論以前の何かがあります。それが何かといわれると少し困るのですが、結局幸運は、努力しているものにしか微笑まないということなのでしょうね。 |
2007年1月1日 正月の楽しみ方
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談山神社 翁舞
Jan. 2 2003 |
新年明けましておめでとうございます。今年の正月は、読み物や整理に充てるつもりなので、写真はお休み。むしろ写真ばかり追いかけていると、季節を感じることが駄目になってしまうように思います。珠に手を抜いたほうが良いのです。実際季節感を写真に撮るのは難しいもので、初詣の喧騒や行事を追いかけれからうまく撮れるというものではありません。果たして、何を撮れば人に感動を与えることが出来るのか。考えながら狙って撮るということをそろそろやっていかないといけません。
実は最近正月で楽しみにしているのは、写真ではなくて、奈良市内の大寺に残る声明を聞くこと。特に正月は大きな寺院で修正会が催されて、古式の声明が聞くことが出来るのです。唐招提寺の餅談義などは大変おもしろいし、昨年は正暦寺と霊山寺の声明を聞いてきました。さて、今年はどこに行きましょうか。
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