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歳時記 3月
2008年3月2日 梅に鶯
今日の朝、今年初めて鶯の声を聞きました。昨年我が家の裏にあった山林が切り崩されて住宅街になってしまって、今年は毎年鳴いていた鶯の声が聞けるかどうか心配していたのですが、まずは一安心。我が家の紅梅が果たして目印になったものかどうか。このまま夏まで居てくれれば良いのですけれどもね。
我が家のあたりはかつては一面の松林であったところで、昔から鶯の多いところだったようです。近年の宅地開発でその声を聞くことがだんだん減ってきましたが、我が家ではいまだコーヒーを飲みながら、鶯の声を聞くことが出来るのです。
ところで、先週ご近所の菅原神社の盆梅展を見に行ってきました。このあたりは、昔菅原道真が誕生したという由緒があるところで、梅の花が名物になっています。菅原道真は大変梅が好きだったそうですが、この菅原の里で早春の梅を愛でながら鶯の声を聞いたのではないでしょうか。 |
| 2007年3月1日 春日祭 |
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春日大宮若宮御祭礼図から
春日大宮祭礼の図 |
3月上旬の奈良は東大寺二月堂のお水取り一色。最近は、籠松明がある12日だけでなく、平日も満杯状態。昔、雨の日には二月堂前まで車で上がって観れたなんてことは全く夢のようです。たかだか20年くらい前の話ですけれどもね。
さて、今回紹介するのは3月のもうひとつの大祭、春日大社の春日祭。3月13日に行われるこの祭は一般にあまり知られていませんが、賀茂神社の葵祭、石清水八幡宮の石清水祭とともに日本三大勅使祭のひとつに数えられています。同じ春日大社の若宮御祭りは大和一国の祭りとすれば、春日祭りは朝廷の祭りなので、格式はこちらが上だそうです。ただし、観光的なお愛想は一切なし。なんと春日大社の公式ホームページにも載っていないんですね。
手元に「春日大宮若宮御祭礼図」という江戸中期に発刊された書籍(復刻版)があり、ざっと目を通したところでは、祭事の内容はその頃とまったく同じことがわかります。御馬引回しの神馬が5頭から2頭に減っただけでしょうか。もしかしたら、平安時代の往古からまったく同じなのかもしれませんね。(春日祭/写真)
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| 2006年3月1日 お水取り |
お水取りが始まりました。仕事があるのでなかなか行くことが出来ませんが、1日は参加したいところ。最近お水取りに関する本を読み直していますが、その深遠な内容には、改めて感じ入るばかり。夜中内陣で行われる行法を一度はじっくり拝見したいものです。但し、内陣は撮影禁止のようですが・・・。
最近、お水取りの声明(お経の合唱)のCDを買いました。時々、部屋を暗くして聞いていますが、厳粛な雰囲気が彷彿とされてなかなか良いものです。一般にはあまり知られていませんが、奈良では、1月に東大寺、法隆寺、霊山寺の修正会、唐招提寺の餅談義(修正会)、2月に法隆寺西円堂の薬師悔過(修ニ会)、3月に二月堂のお水取り(修ニ会)、4月に薬師寺の花会式などで古式の声明が行われていて、いくつかは一般人も参加することが出来ます。
"儀礼にみる日本の仏教(奈良女子大学古代学学術研修センター設立準備室編)"によると、日本の仏教は、法会の伝習にこそその本質があって、仏堂、仏像、経典などはそれを行うための仕掛けに過ぎないということです。遣唐使の最も大きな役目は、法会・式典を学び、これを日本に移入することであって、残念ながら仏像や経典は残っても、当時の儀式が完璧に残っている例は、奈良時代以来1200年絶えることなく続けられてきた"お水取り"を除いてほとんど皆無のようです。
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